略式結納の簡単な流れを把握しよう!結納の具体的な手順とは?
息子の婚約が成立して結納を交わすことに。
自分の時にはしなかった結納で進行役を任された・・・
略式結納らしいけど・・・略式結納って何??
略式結納ってご存知ですか?(^^♪
略式結納は正式な結納と違い、
様々な点で簡素化された結納の事を指します。
しかし、略式とは言えども、
結納は婚約を正式なものにする大切な儀式です(^・^)
ここでは、正式結納と略式結納の違いや、
略式結納の流れや注意点をお伝えしたいと思います(^^)v
目次
正式結納より少し気楽な略式結納とは?
Original update by : すしぱく
お子さんの結婚が決まり、婚約成立!おめでとうございます。
その婚約が正式に決まったことを証明する儀式が「結納」です(^・^)
結納は地域や家によって、しきたりはさまざまです。
しかし、最近は結納にも「正式結納」と「略式結納」があるようです。
その違いは何なのでしょうか(・・?
正式結納は仲人さんが立ちます。
そして、仲人さんが結納品を持って両家を行き来し、
しきたりに従って結納品の授受を行います。
- 新郎宅で結納品を受け取り→新婦宅で渡す。
- 新婦側から受書と結納品を預かり→新郎宅で渡す。
- 新郎側から受書を預かり→新婦宅で渡す。
- 新婦宅で仲人さんをもてなし、酒肴料を渡す。
と言った流れです(@_@;)
その際、両家同士は顔を合わせないのが特徴です。
それに対して、略式結納は両家が一堂に介して行います(*^_^*)
そして、仲人さんは立てる場合と立てない場合があるようです。
どちらの場合も、ホテルや料亭などの会場や女性宅に両家と仲人さんが集まって、
結納品の受け渡しを行いますφ(..)
両家が一堂に会しているので、
行ったり来たりの手間が省け、最近はこの略式結納が主流です。
仲人さんを立てない場合も多く、
その場合、新郎の父親が進行役になることが多いようです。ヤッパリ・・
では、その略式結納、どのような流れで進めればよいのでしょうか?
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略式結納の簡単な流れを把握しておこう!
仲人を立てないで行う略式結納の場合、
進行役は新郎の父親が行うのが一般的です。
その立場になっても困らないように
流れを知っておきたいものですよね(^_^;)
略式結納の流れとは、どのような感じなのでしょうか(・・?
場所は女性側の自宅かホテルや料亭などの会場が一般的です。
他には、結納の儀式は女性宅で行い、会食はレストランなどへ場所を移すという事もあるようです。ホ略式結納プランを用意しているホテルもあり、結納品の準備も含まれているものもあります。
準備するものは、結納品、結納金、婚約記念品。
結納品は奇数で9品目が基本ですが、最近は略して7品目、5品目も多いようです。
結納金は結納品の中の「金宝包」にあたり、キリのいい数字で贈ります。50万円、70万円、100万円あたりが一般的です(゜o゜)
当日は会場に両家が集まり、結納の儀式を行います(^^♪
その際の儀式の一般的な流れは
- 結納品は場所の床の間か台座の上に置く。
- 結納品の場所に向かって右に新郎側、左に新婦側が着席する。
- 新郎側からの結納品を納める。
- 新婦側が目録を確認して、受書を渡す。
- 新婦側から結納品を納める。
- 新郎側が目録を確認して、受書を渡す。
- 結びの挨拶。
- 祝宴
このような流れになっています。
ホテルなどで行う場合は、前もって伝えておくと
台座等の準備をしておいてくれるホテルが多いようです。
では司会進行役としてどのような対応をすればよいのでしょうか?
その儀式の具体的な手順をご説明しますね(^_-)-☆
進行役が覚えておくべき結納の具体的な手順とは?
Original update by : すしぱく
略式結納は略式といえども、婚約成立の立派な儀式です♪
その進行役を勤めるには、
具体的な流れや口上を知っておかなくてはならないですよね・・
その一般的な流れ・口上はどのようなものなのでしょうか(・・?
まず、会場に男性側の父親、母親、本人が入室し、結納品を飾ります。
その後、女性側の父親、母親、本人の順に入室し結納品を飾り着席します。
男性の父親が始めの挨拶。
「本日はお日柄もよく、ふたりの婚約が整いましたことをお慶び申し上げます。
ここに結納の儀をとり行わせていただきます。」
男性の母親が結納品を女性の前へ。
司会「○○家より結納のお品でございます。幾久しくお納め下さい。」
女性側が順に目録に目を通して
女性「ありがとうございます。幾久しくお受け致します。」
女性側の母親が受書を男性に渡し
女性の父親「○○家からの受書でございます。幾久しくお納め下さい。」
男性「ありがとうございます。幾久しくお受け致します。」
今度は女性の母親が結納品を男性の前へ。
女性の父親「○○家より結納のお品でございます。幾久しくお納め下さい。」
男性側が目録に目を通して
男性「ありがとうございます。幾久しくお受け致します。」
男性の母親が受書を女性に渡し
男性の父親「○○家からの受書でございます。幾久しくお納め下さい。」
女性「ありがとうございます。幾久しくお受け致します。」
男性の父親
「本日はありがとうございました。略式ではございますが滞りなく結納を納めることができました。
今後ともよろしくお願い申し上げます」
女性の父親「こちらこそありがとうございました」
儀式終了で、祝宴となります。
と、このような感じです(^・^)
大体時間にして15分~20分くらいです。
進行役は、手順を参考に儀式がスムーズに運ぶように気を配りたいですね(^・^)
略式結納の流れ、結納品や受書など片方の家だけ決められるものではないようです(^_^;)
両家の始めての共同作業、上手に進めるにはどうしたらよいのでしょうか?
略式結納の具体的な流れは皆で決めよう
略式とはいえ、やはり儀式は儀式です。
結納品や結納金、会食など、
両家で相談して決めなくてはならないことが多そうです(^_^;)
何を決めていけばよいのでしょうか(・・?
決めておかなくてはいけないのは
結納品の内容
結納品は目録、長熨斗、金宝包、末広、友白髪、子生婦(こんぶ)、寿留女(するめ)、勝男節(かつおぶし)家内喜多留(やなぎだる)の9品が正式ですが、略式の場合は7品、5品の場合もありますφ(..)
また結納品の品数や式台への乗せ方など、
地域によって違いがあるのでその部分をすり合わせます。
両家の釣り合いを考えて、何品にするのか、
どの程度の格の物にするのかも話し合う必要があるようです。
その際、受書を作るか省略するかも決めておきましょう(^^)v
結納金の金額
結納金は「金宝包」に入れてかわします。
男性からの結納金の半返しが女性からの結納金になるのが一般的。
金額を大体いくらくらいにするのかも相談しておいた方がよさそうです(^^♪
当日の服装
当日の服装は両家で話し合い、格を揃えておきましょう(^^)v
一般的なのは、男性本人は黒かダークカラーのスーツ、白のワイシャツ、
女性は振袖かワンピース、スーツ。
父親は黒いスーツに白ネクタイ。母親はスーツか訪問着、留袖。
着物の場合は格がはっきりしているので要注意です(^・^)
費用の負担
以前は女性側がもてなしの費用を出していましたが、略式結納は折半の場合が多いようです。特に近年、両家が遠距離で会場への旅費や、宿泊費などの負担も考慮しなくてはなりません(>_<)
その点も両家での話し合いが必要となります。
これらのことを踏まえて、
当日の流れを両家で検討してみてはいかがでしょうか♪
まとめ
いかがでしたか?
略式とはいえ始めての結納は緊張ですよね・・(>_<)
結納品なども用意しなくてはなりませんので、
しっかりと準備をして執り行いたいものですね。
婚約した子供たちへの祝福の気持ちが大事です!
両家の最初の共同作業、
楽しむくらいの余裕を持った気持ちで頑張って下さいね(^_-)-☆
